腸もみの嬉しい効果がわかったところで、具体的なやり方をご紹介します。
横になった状態でもOKですが、便意を促す意味では直立して行った方が良いでしょう。
ここでご説明する腸もみは下記の3ステップです。
①大腸を刺激する腸もみマッサージ
②腸全体の動きを良くする腸さすりマッサージ
③さらに便意を促す小腸もみマッサージ
大腸は肋骨の真下辺りから腰骨の上にかけて、
お腹の中心にある小腸を四角く取り囲むように存在しています。
位置をきちんとイメージしてから揉んであげましょう。
1.身体の側面からお腹や腰を、親指を背中側に当ててグッとつかむようにして揉む。
両手の人差し指・中指・薬指の3本で押すようにしてもOK。時間は3分間ほど。
2.特に便や老廃物が溜まりやすいのは四角形の四隅ですので、重点的に刺激する。
3.押してみて硬かったり、痛かったりする場合は老廃物が溜まっている箇所なので、意識して揉みほぐす。
続いては腸全体の動きを良くするために、お腹をさするマッサージです。
1.おへその上に手のひらを置く。
2.手を左右にゆっくりと動かす。あまり大きく動かさなくてOK。
3.刺激に慣れてきたら動かすスピードを少し上げる。合計で3分間ほど行う。
③さらに便意を促す小腸もみマッサージ
しつこい便秘を解消するためにダメの一押しとして小腸に直接刺激を与えましょう。
1.人差し指・中指・薬指の3本で行う。親指一本でより細かく刺激してもOK。
2.おへそを中心に半時計回りに「の」の字に円を広げるように押し揉む。
3.大腸同様、押してみて硬かったり痛かったりする場合は老廃物が溜まっている箇所なので、意識して揉みほぐす。