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婦人科疾患のお悩みにも〜生理不順〜子宮温活よもぎ蒸しサロンneo*ここち

2019.02.22

▶︎初経が来ない、月経が止まった

女性に初めて月経が起こるのは、12歳前後が平均ですが、早い人では8~9歳、

遅い人では16歳頃に初経を迎えることもあります。

このように、極端に初経が早いものを早発月経、遅いものを遅発月経と呼んでいます。

 

▶︎初経が来ない一原発性無月経

しかし、18歳を迎えてなお初経がない場合は、「原発性無月経」といいます。

性染色体の異常や生まれつき膣や子宮、卵巣などの性器がない場合、

女性ホルモンの分泌をコントロールする脳の視床下部や脳下垂体、

卵巣の働きの異常などいろいろな理由が考えられます。

時には、処女膜や膣が閉鎖していて月経血が外に排出されないために、

一見無月経のようにみえることもあります。

この場合は月経を起こす体の働きには問題がないので、処女膜を切開するなどの治療でよくなります。

いずれにしても、早く原因を突き止めて適切な治療を開始する必要があります。

16歳を過ぎて初経がなければ、婦人科や思春期外来などに受診するべきでしょう。

 

▶︎月経が止まった一続発性無月経

これに対して、これまではきちんと月経があったのに、

ある時から何かの原因で月経が来なくなってしまう場合を続発性無月経と言います。

もちろん、初経が始まってから2~3年はまだ体は発育中。月経もそうそう毎月規則正しく来るとは限りません。

閉経が近づいても、無月経になることはあります。こうした月経不順は生理的なもので心配のないものが多いものです。

性行為をして月経が来なくなれば、まず考えられるのは妊娠です。

しかし、こうした理由がなくて月経が止まり、無月経の状態が3カ月以上続くとなったら問題です。

月経は、環境の変化やストレスなどに敏感に反応します。

就職や引っ越し、親元からの独立など環境の変化や人間関係のストレス、激務のために月経が止まることがあります。

月経には、卵巣から分泌される女性ホルモンだけではなく、

脳の視床下部や脳下垂体から分泌されるホルモンも重要な働きをしています。

精神的肉体的なストレスは、この視床下部の働きに影響し、無月経や月経不順を起こすことになるのです。

また、激しすぎる運動やトレーニングも無月経の原因になります。

学生や社会人でも運動部に属して、激しい運動をしている人はこの点にも注意が必要です。

そしてとくに最近急増しているのは、無謀なダイエットによる無月経です。

特定の食品しか食べない、一日一食だけなど、生きていくために必要な栄養量も考えずに、

無茶なダイエットを行っていると、体は栄養不良に陥ります。

その結果、生命を維持することが優先されて生殖機能にまで栄養が回らなくなり、無月経が起こるのです。