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どうやって冷え対策を行うか(日常生活)

2019.01.25

冷えに対して有効なのは適度な運動です。

20分程度のウォーキングやストレッチ、エアロビクス、ホットヨガなどは、冷え対策だけでなく健康増進に役立ちます。

また、腹式呼吸や質の高い睡眠も冷え対策に効果的です。

血流が滞ると冷えにつながりますので、体を締め付ける服や下着は避けましょう。

膝から下全体を締め付けるようなブーツは、足の血流を阻害する場合があります。

昼間ブーツをはいた場合には、入浴で血行を促進するなどのケアを欠かさないようにしましょう。

食事では冷たいもの避けて、体温以上のものを摂るのがベストです。よく噛んで食べることも重要です。

また、食材に気をつける必要があります。

食品には、体を温める「陽性食品」と体を冷やす「陰性食品」があるといわれています。

特に夏に冷えを感じる人は、体を冷やす食べ物ばかりを食べすぎてはいないでしょうか。

 

体を温める食品、冷やす食品の代表例

<体を温める食品の例>

野菜類→ニンジン、カボチャ、玉ネギ、山芋など

肉・魚類→鶏肉、羊肉、鮭、鯖、タラ、ふぐなど

調味料・香辛料→味噌、ニンニク、コショウ、シナモンなど

豆類など→小豆、黒豆、納豆など

<体を冷やす食品の例>

野菜・果実類→キュウリ、レタス、トマト、柿、梨、バナナ、メロン、スイカ、パイナップルなど
飲料→麦茶、コーヒー、牛乳、豆乳など
調味料など→酢、植物油など

 

例えば冷やし中華にのっているキュウリやトマトは、体を冷やす食材です。

レタスとキャベツが中心の生野菜サラダも、体を温めません。

もちろん野菜を摂ることは健康にいいのですが、体を冷やす食材ばかりにならないようにすることがポイントです。

どんな食品が体を温めるのか覚えられない場合でも、傾向を知っておきましょう。

地下に向かって成長する根菜のほとんどは、体を温める食品です。

トマトや柿などの例外はありますが、赤や黒など色の濃い食べ物の多くは体を温める食品です。

反対に、地上で育つ葉物野菜や南方産の果実、色の白っぽい食品は体を冷やすものが多くなっています。

ちなみに、りんごやサクランボなど、北方産の果実は陽性食品と陰性食品の中間だといわれています。

体を温める食品の代表として、ショウガを挙げる人が多いと聞いています。

しかし、ショウガを生で食べても体をほとんど温めません。

ショウガは腸管の粘膜の血流を増やすなど胃腸には非常にいいのですが、冷えが解消されるわけではありません。

というのも、生のショウガに含まれるのは「ジンゲロール」という成分で、刺激はありますが、

体をほとんど温めることはないのです。

ショウガを蒸して干した「乾姜 (カンキョウ) 」では、「ショウガオール」という成分が増え、体を温めてくれます。

ショウガ紅茶を飲む場合などには、粉末にした乾姜を活用するのも一つの方法です。